最近株価の乱高下がすごいけど、積み立てNISAで20年経った時マイナスだった場合はどうなるんだろう??
こういった疑問にお答えします。
つみたてNISAをこれから始めようと思っている方はもちろん、
既につみたてNISAを使っているけど気になっている方もいると思います。
そんな方は参考にしてくださいね。
結論としては、プラスになるまで持っておくが正しそうです。
「正しそう」という表現にしているのは、人によって資産状況も異なりますし、経済の状況などの要因もあるため、必ずしも最適解であるとは言い難いからです。
[balloon_left img=”https://metabonblog59.com/wp-content/uploads/2020/05/ふきだし.png” caption=”めたぼん”]そう考える根拠と、つみたてNISAの20年経過時の仕組みをお伝えします[/balloon_left]
※この記事ではつみたてNISAを始めることで100%儲かるよ!ということを言いたいわけではありません。
※資産運用の考え方は人それぞれです。投資判断についてはあくまで参考程度にお考え下さい。
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マイナスになっていても、株価はいつか回復する
基本的につみたてNISAで購入可能な投資信託は、多くの市場や商品に対して投資することによってリスク分散をしています。
つまり、株価の上昇も下降も特定の銘柄に依存することなく緩やかに進む、ということですね。
とはいえ、世界的に経済が不況になるような場合は、一斉に株価も下落するので投資信託もガクッと落ちるわけですが。。。
不況時の考え方としては、投資信託の商品の性質にもよりますが平均株価はいつか回復するため、それまで持っとけばいいやん、というわけです。
もちろん、これまではありませんでしたが、ずーっと株価が回復しないという可能性もゼロではありません。
(限りなくゼロに近いとは思いますが。。。)
そういったリスクを許容できるかどうかは人それぞれ考え方が違いますので、結局は各々の判断になりますが、概ね「プラスになるまで持っておいた方が良い」と言えるのではないでしょうか。
リーマンショック時はNYダウの株価が戻るまでに5年半かかった
リーマンショックの発生時は、NYダウで見たときにリーマンショック発生前までの水準に株価が回復するまでに5年半かかりました。
コロナショックの回復は、記事作成時点(2020年6月14日)時点では、3万ドル近くから1万8千ドル近くまで下落したのち、一気に2万7千ドル強まで回復して、感染第二波の懸念からまた落として。。。
といった推移をしています。
私は専門家ではありませんし、この先どうなるかはわかりませんが、20年経過時にこれらに近い不況が起きている場合は、ある程度長期間含み損がある状況があり得ることを認識しておいた方がよさそうです。
20年経過した時点で積み立てた分は課税口座に移動する
つみたてNISAの仕組み上、最長20年間、各年ごとに最大40万円まで積み立てることができます。
積み立て投資した分の利益が、商品を購入した年から数えて20年間非課税になります。
2021年に購入した投資信託は2040年まで
・・・
2037年に購入した投資信託は2056年まで
期間が終了した分から、課税口座(特定・一般)に移動します。
そして、課税口座に移動した際の金額に対する収益分が、課税の対象になります。
わかりやすくするために、金額の振れ幅を大きくしますが、
例えば「40万円積み立てた分が20年経過時点では30万円に減っていた」というケースで、
その翌年70万に増えていた場合、70万ー30万=40万が課税の対象になります。
逆に、20年経過時点で利益が出ている場合も、同様に移動時の金額に対して税額計算が行われますので、すぐに現金化せずに投資を継続する、という選択肢も十分にあります。
まとめ
以上、「つみたてNISAの考えかた-20年後マイナスだったらどうするのか?-」でした。
投資の中でもトップクラスにリスクは少ないと言われる「つみたてNISA」ですが、それでもマイナスになるリスクは存在します。
とはいえ、金利が極めて少ない銀行預金にずっと貯金しておくのもリスクと言えるのではないでしょうか?
この記事で銀行預金とつみたてNISAの複利について比較しています。
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