つみたてNISAのメリット・デメリット【iDeCoとの比較も】

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ほんとに少額ですが私もコツコツ積み立てている「つみたてNISA」。

この記事ではつみたてNISAのメリット・デメリットについてiDeCoとの比較を交えて説明します。

すでに始める気満々の方は私も使用しているSBI証券で、こちらから口座開設できます。

私は手元資金が心許ないのでつみたてNISAから始めましたが、SBI証券ではどちらもできますし、口座を作っておいて損はありません。

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この記事で説明していますが、つみたてNISAのうまみである複利を活かすなら早く始めたほうが良いです。

先にまとめると、メリット・デメリットは以下のようになります。

メリット  
  • 少額から始めることができ、複利の恩恵を受けることができる
  • 投資初心者でもリスクが抑えられており始めやすい
  • 投資運用して出た利益が非課税になる
  • 現金が必要になった時に途中でやめて換金できる
デメリット  
  • マイナスになる可能性もある
  • 非課税枠の再利用ができない
  • 損益通算や損失繰越ができない
目次

メリット

少額から始めることができ、複利の恩恵を受けることができる

長期的に運用することで、複利の旨みを活かすことができます。

複利とは利息の計算方法で、利益が付いた額にも利益が乗るイメージです。

以下は、100万円を20年、年利5%で長期運用した際の単利、複利の比較です。

単利との比較

単利(利益に対しては利益をかけない)と比較すると、長期では結構差がでます。

また、複利で長期運用した際の利益のイメージとして、つみたてNISAの年間の上限額である40万円を毎年積み立てたばあいの利益についても計算しました。

比較対象として銀行預金の利息(年利0.01%)も載せています。

銀行預金がほぼ横ばいなのに対して、年利5%で継続運用した場合は800万円の積み立てにくわえて、約600万円もの利益が出る計算になります。

[balloon_left img=”https://metabonblog59.com/wp-content/uploads/2020/05/ふきだし.png” caption=”めたぼん”]複利は運用期間が長くなれば長くなるほど効果があるので、なるべく早く始める方がよい、と言えるわけです。[/balloon_left]

投資初心者でもリスクが抑えられており始めやすい

つみたてNISAでは、金融庁が定めた商品の中から投資先を決めて購入します。

概ね、運用成績が安定していて、購入時の手数料が低く、信託報酬が抑えられており、分散投資されている商品が選定されています。

金融庁が選定した、リスクが抑えられた商品の中から選んで積み立てていくため、年利10%などといった大幅なリターンはなかなかでないですが、安心して淡々とつみたてていける、ということですね。

投資運用して出た利益が非課税になる

確定申告をやったことがある方はご存じかと思いますが、会社員の方が株や投資信託で儲かった額が20万円を超えると20%の税金がかかりますが、つみたてNISAで出た利益は非課税となります。

例えば100万円利益が出た場合、通常は20万円税金を納めないといけないところ、つみたてNISAではその必要がないんです。

他のサイトでは最大のメリットと言われることもあるほど、大きなメリットです。

現金が必要になった時に途中でやめて換金できる

つみたてNISAでは、自由に積み立てた金額を換金することができます。

[balloon_left img=”https://metabonblog59.com/wp-content/uploads/2020/05/ふきだし.png” caption=”めたぼん”]銀行預金なら普通に引き出せるし当たり前やん?[/balloon_left]

と思うかもしれませんが、よく比較されるiDeCo(個人型確定拠出年金)では、60歳になるまで出勤ができません。
※iDeCo利用期間が短い(10年未満)と60歳になっても出勤できないケースもあります。

と比較すると、この点ではつみたてNISAの方が優れている、と言えます。

デメリット

マイナスになる可能性もある

当たり前ですが、投資商品なので、マイナスになる可能性もあります。

実際、コロナショックの発生時、私のつみたてNISAも積立金額に対してプラス15%程度の利益があった状態から、マイナス15%当たりまで一気に落ちました。

本記事作成時点ではプラス域まで戻ってきていますが、マイナス域まで落ちる可能性がある点については認識しておかないといけません。

ちなみに、20年経過時に積立額がマイナスの場合は、課税対象にはなりますがそのまま出金せずに保持しておく、という手も取れるので、そんなに焦る必要はありませんよ。

[balloon_left img=”https://metabonblog59.com/wp-content/uploads/2020/05/ふきだし.png” caption=”めたぼん”]むしろ焦って出金してしまうと損な場合もあるので、まずは落ち着きましょう[/balloon_left]

非課税枠の再利用ができない

一度積み立てて、その後出金した場合、その年の積み立て可能金額は回復しません。

短期的な取引みたいなことはせずに、積み立ててくださいってことですね。

損益通算や損失繰越ができない

損益通算とは、「例えばつみたてNISAとそれ以外(例えば株とか)の利益や損失と合算することで相殺し、節税を行うこと」

損失繰越とは、「その年に出た損失額を繰り越すことで、最大3年先までに発生した利益と相殺することで節税を行う仕組み」

なのですが、つみたてNISAでは、「利益も損失もないものとして計算する」というルールのため、これらの手法は使うことができません。

つみたてNISAとiDeCoの比較

よく比較されることの多いつみたてNISAとiDeCoですが、

メリットの項目でも紹介した通り、

つみたてNISAは途中で出金可能

なのに対して、

iDeCoはその年に積み立てた分が所得控除になる

という利点があります。

節税の面ではiDeCoの方が優秀なのですが、手元にまとまったお金がない場合は60歳までは出金できない、という制約がリスクになります。

どちらも良し悪しがあるので、どちらか片方から始める場合は、自身の貯蓄の状況を考えて選択しましょう。

まとめ

以上、つみたてNISAのメリット・デメリットとiDeCoとの比較についてお届けしました。

2019年に話題になった老後に2000万円貯めとけ、という話や、2020年のコロナショックをきっかけに、マネーリテラシーに関する興味関心が高くなっています。

この記事を読んだ方はこれをきっかけに、銀行預金ではなく、資産運用を検討されてはいかがでしょうか?

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[balloon_left img=”https://metabonblog59.com/wp-content/uploads/2020/05/ふきだし.png” caption=”めたぼん”]お国も勧めている施策ですし、検討する価値はあると思います[/balloon_left]

ではでは!

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この記事を書いた人

33歳、サラリーマンで元営業職で中間管理職(プロジェクトリーダー)
ちょっと(だいぶ)ふっくら。
嫁さん大好き。
貯金を頑張りたい

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